No.3.基準にとらわれ過ぎていないか(’98.5.17)


ボックスカルバートなどの地下構造物を築造する場合,例えば九地建の設計要領には鋼矢板の芯の構造物外面
からの離れは,足場が必要な場合は2mとなっています.(都市部は別途考慮・・・とただし書きあり)

・・・で,鋼矢板の数量を拾う時は鋼矢板の中心線の延長を0.4Mでわり算して,四捨五入しなさいと書いてます.

矢板の割付などせんでよか・・・・ということみたい.

でも実際は,わり算が端数のままだと,絶対に現場の実施設計の段階で図面を書直さなくてはいけないのです.

鋼矢板1枚分とはいえ,厳密な計算をすれば,切梁や腹起しの座屈長の違いからサイズが1ランクアップする
可能性も大きいのです.

基準に書いてあるから・・・ではなく矢板の割り付けくらいしましょうよ,皆さん.

昔は,コーナー矢板はTコーナーしかなく,枚数でわり算すると偶数・奇数の割付でなんか大変でしたが,
今は,継手にちょこっとした加工のあるCコーナー矢板がありますから,40pの倍数でOKなんですから.

お役所に対するほんの少しの説得作業で,次工程に対して大いなる業務改善です.
仮設建材リース屋さんの一般管理費の低減に寄与できますよ.

同じ,ゼネコンさんの下請仲間として,人ごとではありません.
さぞかし,経営状況大変だと思いますよ,今の時代.(とうとうデフレスパイラルへ突入か?)

そうそう,鋼矢板と言えば,最近は幅60pのやつがあるそうですね.
施工歩掛りは変らないから,枚数が減る分だけコスト縮減につながるとか?
ホンマかいな?高炉メーカーがシェア確保の為にグリグリしたんじゃないの?
づうたいでかくなる分,打込み抵抗は大きくなるはずだと思いませんか?
なんか,結論ありきのコスト縮減策のような気がしますね.

マッ,仮設には関係ないからいいか.
(だって,世の中に出回っている大量の仮設鋼矢板を誰が面倒見れるっつうの!!!)

みんなで正当な根拠を考えましょうよ!!!

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